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三番瀬再生という目標を実現するために、
私たちはできることから取り組んでいます
沿革
■1988年1月 三番瀬研究会設立

 三番瀬の再生を目指す漁業者や研究者、自然保護などの市民活動にかかわってきた人たちで、三番瀬研究会を設立し、トヨタ財団の助成を受けて、「埋め立てを行うことなく創出できる市民の親水空間を」をテーマに調査研究を行った。埋め立てによる土地造成か、まったく手を触れない自然保護かで議論が対立していた時代に、失った三番瀬海域の修復を目的とした「自然再生」というアプローチがあることを明確にした。この時にまとめた「三番瀬2001計画」が、今、NPO三番瀬が展開している三番瀬再生の考え方の基礎となっている。
 1991年には「三番瀬・都市の中の自然海域 国際シンポジウム」を開催し、三番瀬の名前を世界に知らしめた。

■1991年4月 三番瀬フォーラム設立
 三番瀬研究会での研究成果を踏まえ、保全・再生の活動を市民へと拡大していくことを目的に、「三番瀬フォーラム」を立ち上げた。会員を広く募り、毎月1回は海に行くこと、年1回は大きなイベントを開くこととし、以後、三番瀬散策会を継続的に開催するほか、三番瀬の環境連続セミナー(24回)、三番瀬まつり、椎名誠(作家)、中村征夫(写真家)、C.W.ニコル(作家)など著名人を招いてのトークライブなどを開催している。中でも1996年7月に開催した「三番瀬から、日本の海は変わる Neo Tokyo Bay Plan環境シンポジウム」には、現職の環境庁長官が出席したり、埋め立て計画を策定する千葉県企業庁の担当課長が市民主催のシンポジウムに初めて参加するなど、大きな話題となった。この後、同シンポジウムは、行政、漁業者、地元経済界、市民、専門家など三番瀬の当事者たちがテーブルにつくシンポジウムとしてシリーズ化し、全9回開催。三番瀬の抱える問題を整理する一方で、自然再生という考え方を一般化した。
 また、三番瀬ガイドブックやブックレット、単行本「東京湾三番瀬 海を歩く」(三一書房)、「三番瀬から日本の海は変わる」(きんのくわがた社)を出版したり、ビデオ「三番瀬輝きのとき」を制作するなど、自分の足で集めた三番瀬の情報を発信して、多くの人に三番瀬を知ってもらうことを活動の中心とした。
 一方、市川市、浦安市に支部ができ、地域に密着した活動も積極的に展開した。1994年に発足した「行徳の自然に親しむ会」では、市川市、行徳漁協の協力を得て「ノリすき体験」を実施したり、三番瀬の行徳側の干潟(通称・沖の大洲、人口干潟)での散策会を定例化した。そして、大正時代まで行徳の一大産業であった塩づくりを、行徳ならではの海辺の体験として再現した。2000年からは「三番瀬まつり市川」を開催している。(2009年に第10回を開催)2004年からは地元企業団と市川市が実行委員会に加わり、地域のまつりとしての位置づけがされるようになった。また、市川市のと協働で、地域で長年生活をする人々からかつての海辺の様子を聞き取りし、それをヒントに三番瀬再生のありかたを「三番瀬海辺のふるさと再生計画」としてまとめ、提言している。

■2000年12月 三番瀬環境市民センター設立 2001年4月にNPO法人として認証
 10年間NGOとして活動を続けてきて、三番瀬再生へ向けた確かな手応えの中、行政や企業との協働を視野に入れて、三番瀬フォーラムを母体とするNPO法人を設立した。これまでと変わらず東京湾の最奥部に残る干潟・浅海域「三番瀬」の保全・再生をその設立の目的に掲げている。
 三番瀬フォーラム時代からの実績が評価されて、三番瀬のガイドや講演会等の講師要請は数多い。自主事業としては、三番瀬の保全・再生に向けた具体的な議論を展開する「三番瀬環境保全開発会議(NPO円卓)」の開催や政策提言を基に、それを「見える化」し、実証していくスタンスで、アマモ場修復を目指した「アマモすくすくプロジェクト」、後背湿地の再生を目指す「三番瀬夢のヨシっ原プロジェクト」、「ハス田どろんこプロジェクト」など、小規模ではあるが具体的な自然再生実験にも着手し、成果をあげている。また、長い間、海とあまり関わりを持たずに年月を経てしまった地域の住民へ向けて、三番瀬の豊かさや身近な自然との付き合い方を伝える体験イベントなど環境学習プログラムの開発・実施にも力を入れている。そして、これらの活動や、保全・再生の担い手を育成するために「三番瀬レンジャー講座」を開催。2010年7月現在で、約160名のレンジャーを輩出している。
 さらに、提案型で行政や研究機関などから事業を受託している。海の再生実験(市川市)、海の見学会(市川市)、市民参加型生物調査(市川市、東邦大学)、水中映像撮影(同)、干潟観察会のガイド派遣(国交省)、アマモ実証実験(同)など。特に市川市から受託している三番瀬塩浜案内所の管理・運営は、施設を提案し、内容や設計の検討段階から関わってきた経緯があり、2003年の設立から継続して受託し、現在に至っている。

刊行物
東京湾三番瀬 ~海を歩く~ (三一書房)
三番瀬から日本の海は変わる (きんのくわがた社)
海辺再生 ~東京湾三番瀬~ (築地書館)
三番瀬埋立の問題点・資料集(日本自然保護協会編)
三番瀬ガイドブック1990
三番瀬ガイドブック 1993~2001
三番瀬ガイドブック 1998版
三番瀬の保全と都市の再生(三番瀬フォーラム資料集)
三番瀬ブックレットVol.1 「都市と海」の思考 三番瀬埋立計画に関する10の視点
三番瀬ブックレットVol.2 三番瀬から日本の海は変わる Neo Tokyo Bay Plan環境シンポジウム
三番瀬ブックレットVol.3 三番瀬 都市の中の自然海域 国際シンポジウム ポストウォータフロントを世界から


ビデオ
三番瀬輝きのとき

プレゼンテーション
・豊饒の海三番瀬~漁場と生物の回復へ向けて~
(2002年9月11日 千葉県三番瀬再生計画検討会議 海域小委員会)
・青潮発生のメカニズムを解明する 三番瀬での発生予測の裏付けとして
 (マスコミ向け勉強会)
・三番瀬での現象把握と青潮発生後のモニタリングについて
(2003年11月7日 国総研・東京湾ワークショップ)
・三番瀬の未来へ 漁場再生へ向けた提案
(2005年5月20日 千葉県三番瀬漁場再生検討委員会)
・三番瀬海域の青潮対策へ向けて 地球観測データによるモニタリングそして青潮予測システムの構築
(2005年11月24日 千葉県三番瀬漁場再生検討委員会)
・デジタルデータから見た三番瀬の海況 2007前半
(2007年8月29日 千葉県漁場再生検討委員会)
・塩浜・行徳 道の駅「三番瀬」構想    (2007年10月14日 三番瀬まつり2007)
・三番瀬に必要な環境学習施設 
(2008年3月26日 市川市行徳臨海部まちづくり懇談会)

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